みなさまこんにちは。
丸武商会の佐武です。
今回の記事は、「遺品整理を自分で行うのと専門業者に依頼するとの違い」をテーマに書いて行きたいと思います。近年は、遺品整理という業種がよく聞くようになってきております。第一次ベビーブームの方の高齢化を含めご病気での突然の死や不慮の事故でお亡くなりになるなどさまざまではありますが、この事態に対処するためには遺品整理という作業が不可欠になります。区役所への諸所手続きや財産状況の確認、お部屋の荷物の選別・処分など多岐にわたります。この作業を一人で行うには念密な計画とある程度の期間の休暇が必要となります。この他にも、気持ちの整理と的確な判断が必要最低限の備えとなります。このことを踏まえて下記で順をおって書いて行きますのでご参考にされてください。
メニュー
- 遺品整理とは
- 自分で遺品整理を行うための必要なこと
- 遺品整理を自分で行うための事前準備
- 遺品整理を専門業者に依頼した場合の費用
- 遺品整理専門業者に依頼した場合のメリット
- 遺品整理専門業者に依頼した場合のデメリット
- 遺品整理専門業者に依頼した場合の注意点
- まとめ
- インボイス登録事業者番号
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遺品整理とは
遺品整理とは、故人様の代わりに法定相続人であり尚且つ家族・親族の中から代表者を決め、その方が諸所手続きから遺言書やエンディングノートの捜索、財産状況の確認、遺品の整理、分別・処分と賃貸物件の場合は、お部屋の解約手続き・公共料金の解約手続きをすべて行わなければなりません。これをひとくくりに遺品整理となります。
自分で遺品整理を行うための必要なこと
上記で記載した中で、必ず行わなければならないことを下記でいくつかご紹介致します。ご参考にされてください。
- 死亡届
- 財産の確認と管理
- 相続税を期限内に申告
- 負の遺産の期限内の対処
上記の4つを下記にて解説していきますのでご参照されて下さい。
死亡届
ご家族や同居人を含め、亡くなられたのを知ってから7日以内に必ず届け出を済ませなくてはなりません。このことは、義務付けられています。
財産の確認と管理
法定相続人である家族・親族の代表者となられた方は、遺品整理を行う上で一番最初に行う必要があります。手当たり次第に処分するのではなく、先ずは遺言書やエンディングノートの捜索、預貯金やタンス預金・証券・土地建物の権利書、動産となる貴金属や宝石・骨董品の捜索と管理は責任を持って捜索と管理をされてください。また、公共料金の支払い書やクレジットカードの返済金の残高などの確認も必要となります。これは、財産分割を済ませる前に行わないと後々めんどくさいことになります。尚、消費者金融などの返済残高の確認も必ず行って下さい。
相続税を期限内に申告
相続税を故人様が亡くなられた日から10か月以内までに財産分割を済ませ、必ず申告・納付を済ませなければなりません。金額が多ければ多いほど早め早めの申告が無駄な出費を抑える最良の手段となります。延滞税の税金なので必ず納めなければなりませんので忘れないで期限内に行いましょう!!
負の遺産の期限内の対処
負の遺産への対処にも期限が設けられておりますので故人様が亡くなられた日を知ってから3か月以内に、全ての負負の遺産をお調べになり家庭裁判所に申請を済ませるようにされて下さい。また、家庭裁判所から執行人が選別されるまでは法定相続人の代表者様が最後まで管理することが義務付けられていることも知っておいてください。尚、負の遺産をそのまま放置されてしまうと代表者様が肩代わりしなければならなくなりますので責任を持って対処されて下さい!!
遺品整理を自分で行うための事前準備
遺品整理を自分で行うためには事前準備が必要となります。処分先の確保、動産となる貴金属や宝石・骨董品などの売り先、ご近所の方への事前に作業日の報告、荷物を運び出す作業人の確保とトラックの用意も必要となります。また、各自治体で出されている処分チケットの確保も必要となります。前日に、コンビニエンスストアで買えばいいやでは必要な分のチケットをすべて揃えるには足らない可能性もございますので予め処分料金を計算してその分のチケット確保をされて下さい。
遺品整理を専門業者に依頼した場合の費用
遺品整理を専門業者に依頼した場合の費用は、どの業者にも最低費用を部屋数別に記載しておりますがその費用を当てにして予算を組んでしまうと大抵の場合は費用不足となります。実際当社でも生活保護受給者のお部屋を受けてその費用内で作業を終了したケースはございますが、生活保護受給者の方のお部屋には予め制限が求められているため一般家庭のお部屋の荷物の量をお部屋に収納している方は生活保護受給者の資格が抹消されるためあまりないのが一般的になるからです。また、老人ホームの個室のお部屋にも荷物制限があるので一般的な業者の費用相場内で収まります。したがって、普通のお部屋での遺品整理費用は実際には平均平米数×5000円~6000円が一般的な費用となります。例えば、50平米のお部屋の場合の費用は50平米×5000円の250000円となります。このことを予め知っておければ後は実際のお部屋の荷物があまりにも多くなければその費用内で収まることになります。
遺品整理専門業者に依頼した場合のメリット
遺品整理専門業者に依頼した場合のメリットは、身体のご負担の軽減と賃貸物件の場合は、退去時の荷物の出し入れによる補修費用の負担を業者側の保険で賄えるため見積もり費用以外の負担金が処分・片付けでは掛からなくなることです。また、諸所手続きにすべて意識を向けられるためやり残しを極力抑えることが出來すべてを期限内に収めることが出来ます。尚、自分で行うよりはるかに時間短縮と捜索を作業と同時進行で行ってもらえるため便利です。
遺品整理専門業者に依頼した場合のデメリット
遺品整理専門業者に依頼した場合のデメリットは。自分で行うよりも費用が嵩むことがデメリットとなります。
遺品整理専門業者に依頼した場合の注意点
遺品整理専門業者に依頼した場合の注意点は、見積り費用以外は一切頂きませんという確約を明記してもらい尚且つ確かな実績の写真と費用明記してあるホームページを所持している業者以外はリスクを含め危険度がかなりますためおすすめ致しません。費用があまりにも安い場合も不法投棄のリスクがでるため、間違っても依頼をされないで下さい!!
まとめ
遺品整理は、実際自分で行うには思った以上の時間と労力が必要となります。また、的確な処分先の事前調べやそれに伴うトラックのレンタル料金や燃料費も必要となり日に日にレンタカーは料金が発生するため時間的なプランを正確に立てなければ、遺品整理専門業者に依頼した場合の費用よりもはるかにかさむ危険性がございますので、遺族・家族様とよく話し合い自分の置かれた状況を俯瞰して判断されることをおすすめいたします。業者選びに困った際は当社丸武商会では、一都三県(東京・埼玉・千葉・神奈川)であればお伺いいたします。また、自営業の方や法人での遺品整理を行う方にもインボイス登録事業者番号を取得しておりますのでご安心いただきいただけます。下記でインボイス登録事業者番号を記載しておりますのでご参照されて下さい。請求書、領収書にもインボイス登録事業者番号を明記しておりますのでお困りの際は先ずはお電話を!
インボイス登録事業者番号
T9810122434159
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