特殊清掃の現場での遺品整理との関連性

みなさまこんにちは。

丸武商会の佐武です。

今回の記事は、「特殊清掃の現場での遺品整理との関連性」をテーマに書いて行きたいと思います。世間一般的には、特殊清掃と遺品整理は別物と考えられておられますがそれは少し認識が違います。大まかにお伝えすると亡くなられたかたの遺品整理は必ず行いますが、特殊清掃を行わなければ遺品整理が行えない現場が存在するということです。一般的に臭いがきつくてだけではなく仮に形見分けの品の仕分けをしたところでそのまま渡すことは、渡された側の方にとってリスクになるため、消毒してからのお渡しが原則的なマナーとなります。このように、一呼吸置いて衛生にしてからお渡しをすれば感染症などのリスクを極限まで減らすことが出来ます。また、臭いの元を取り除けるため不快な思いをさせずにお渡しが出来ます。このような形で行う作業のため、特殊清掃と遺品整理は2つで1つの作業となります。下記にて、一つ一つの特殊清掃の現場での対応を含め書いて行きますのでご参照されて下さい。

メニュー

  1. 特殊清掃とは
  2. 特殊清掃現場での遺品整理とは
  3. 特殊清掃現場に入る必要条件
  4. なぜ、特殊用具が必要なのかと役割
  5. 特殊清掃専門業者の見極め方
  6. 特殊清掃と遺品整理同時の場合の費用基準
  7. まとめ
  8. インボイス登録事業者番号
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特殊清掃とは

特殊清掃とは、一般的には孤独死をされたお家やお部屋などを清掃することが代表的ですが他にも動物屋敷での脱臭作業や事件現場での清掃作業も特殊清掃となります。また、ゴミ屋敷でかなり時間が経過している場合にも特殊清掃を用いた作業をすることもございます。おおむね、近隣の住民の方にもかなりご迷惑がかかるお部屋には特殊清掃を行い被害をそれ以上充満させず元の状態に近い状態にして他にご迷惑が掛からないように清掃する作業を特殊清掃となります。

特殊清掃現場での遺品整理とは

特殊清掃現場での遺品整理とは、一般的な遺品整理と違い上記でも記載しておりますが形見分けの品以外の物はほぼリサイクルが出来ない為すべて処分することがほとんどの為、通常の遺品整理費用よりは費用が嵩みます。何故かというと、ほとんども物が異臭や害虫・害虫などに侵され再利用をすることが出来なくなっているからです。仮にそのような物をリサイクルにして再利用してしまうとB型肝炎や伝染病などに感染して人生を全うするまでその病気と付き合って行かなくてはならなくなるリスクに直面することになるからです。また、特殊清掃を理解していない人が部屋に入り異臭がするから窓を開けなければと開けてしまうと、害虫・害獣が外に出てしまい近隣の住民の方に感染症を移すことにもなりかねません。このことを熟知した上での判断をして行うのが、特殊清掃現場での遺品整理となります。

特殊清掃現場に入る必要条件

特殊清掃現場に入る必要条件は、想定されるリスクを未然に頭に入れて身体に身に着ける装備を事前に用意している条件が必要条件となります。なぜなら、どのような形で亡くなられたか分からない為、血液や体液、害虫や害獣が現場に入る人間に想像以上のリスクを背負わせることになるからです。そのため、防塵マスクやゴーグル、防護服や長靴、長いゴム手袋は必ず用意して現場に入ることをおすすめ致します。

なぜ、特殊用具が必要なのかと役割

上記でも記載しておりますが、感染症対策に絶対必要不可欠だからです。下記にて、特殊用具別に必要な訳を記載致しますのでご参考になれば幸いです。

防塵マスク

特殊清掃現場に入るため必要な防塵マスクは、一番重要な道具となります。異臭は、直接自分の気分を害するものであり体調を崩して何日も病院に入院するぐらい異臭は身体に毒になるからです。特に、夏場などは気温も上昇しているため臭いが特に上昇しやすくなります。従って、防塵マスクは必ず用意しましょう!

ゴーグル

特殊清掃現場に入るため必要なゴーグルは、目を傷めない為に必要となります。異臭は、直接目に障害を負わせるためとても危険です!涙が出る程度なら良いのですが、目に関わる重い病気になる恐れがあるため必ず用意しましょう!

長いゴム手袋

特殊清掃現場に入るため必要な長いゴム手袋は、仮に孤独死をされた現場で荷物が転がっていてそれに足を躓き転んだときに目の前に体液などがあり素手で触ってしまわないようにするため着用します。また、害虫は自分が気づかない目の視覚に張り付きその方を感染症に陥るような行動をとる為それを未然に防ぐため必ず装着しなければなりません。

防護服

特殊清掃現場に入るため必要な防護服は、着用している洋服に異臭が付かないようにする事と、感染源を回避するために必ず必要となります。気づかないところで人間というのはどこかに触れているためそれが原因で感染症を背負うはめになるからです。それを防護服で回避出来る為必ず着用しなければなりません。

長靴

特殊清掃現場に入るため必要な長靴は、体液が浅い靴を履いて入った場合、万が一跳ねて感染症に感染しないため長靴は必ず履かなければなりません。足元は、人間が一番気を抜いてしまう場所でもある為用心する為にも長靴は絶対に必要となります。

特殊清掃専門業者の見極め方

特殊清掃専門業者の見極め方は、先ずは資格を所持しているかと対処法を現場を見た瞬間に判断できるかが基準となります。遺品整理専門業者と並行して行っている業者がほとんどですが、実際やった時が無いのに出来ますという業者もかなり存在致しますのでお気を付けて下さい。当社丸武商会ではそのような現場の後処理を別発注で引き受けることも多々ございます。特に異臭や悪臭は根本から取り除かなければなりません。また、建物別で薬品を使い分けなければ躯体を損傷しかねませんので必ず知識のある業者をお選びください。また、お客様の安全を一声で確保できる対策についての発生が無い場合も経験が無い証拠となります。

特殊清掃と遺品整理同時の場合の費用基準

特殊清掃と遺品整理同時の場合の費用基準は、状態や季節にもよりますが平均的な費用は、平米数×10000円が基準となります。後は、お部屋の荷物の量や状態がとてもひどい場合は別途費用が掛かります。特殊清掃は、時間との勝負ですので早めに業者を選び作業をお願いされてください。また、状況がそこまで進行していない場合は、無論安くなりますのでご安心ください。

まとめ

特殊清掃現場は、先ずは臭いの拡散を防ぐことから始まります。だからといってむやみに窓を開けたり換気扇を回したりすれば、必ず、近隣の住民の方にご迷惑をお掛けすることになり、最悪の場合は訴訟問題まで発展します。早めの対処と早めの清掃が急務になり、適切な判断の下で行わなければなりません。その状況に遭遇した場合は、自分がではなく必ず専門業者に判断をしてもらって下さい。費用に関しても黙認しなければ確実な費用はどの業者の出せません。また、特殊清掃現場が持ち家や手持ちのマンションで売却の際は、当社丸武商会では提携先の大手不動産の方で譲渡所得所得控除のお手伝いをしております。売却の際にかなり現金を増やすことの出来る手続きで有る為、その際には合い見積もりでも構いませんのでお声掛けください。また、自営業者の方や法人での遺品整理・特殊清掃を行う方にも安心のインボイス登録事業者番号を下記にて記載しておりますのでご参照されて下さい。

インボイス登録事業者番号

T9810122434159

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